矯正治療のメリット・デメリット

こどもの矯正治療のメリット

1、これからの成長を利用できる。

2、歯の移動に伴う偶発症の一つである、歯肉の退縮が起こりにくい。

3、虫歯や修復歯が少ないため、矯正治療を「自分の歯」で完結できる可能性が高い。

こどもの矯正治療のデメリット

1、取り外しができる装置を、使い続けるモチベーションを維持するために、ご家族のご協力が大切であり、ご本人の状態に特に注意を払う必要がある。

2、進級・進学などに伴う環境の変化による患者さん自身の変化にも、注意を払う必要がある。


大人の矯正歯科治療のメリット

1、ご本人の意志で治療をするので、治療への協力(歯磨き、定期的な来院など)が得られやすい。

2、治療への関心が高い。

3、歯の移動に伴い、隠れていた虫歯や歯周病などの問題も見つかる場合がある。

大人の矯正歯科治療のデメリット

1、こどもに比べると骨密度が高く、歯の動きに時間がかかるため、治療期間が長くかかりやすい。

2、歯の移動に伴い、歯肉退縮が起こる可能性が高い。

3、修復歯や補綴歯の場合、歯の移動により、修復物や補綴物のやり直しが必要となり、別途費用がかかる場合がある。